昨年末に弊社の品質方針に一文追加と一文削除が加えられたのですが、これは自社の存在理由、また今後の展開を検討した際、品質方針に重要なものが抜けている‥と言うより、方向性が明らかになってきたからです。

それは「人的資源」、いわゆる「スタッフ」です。

弊社の場合、クリエイティブな業務を外部スタッフにお手伝いいただく部分も多々あるのですが、業務を共に行える喜び、業務を通しての成長、そこからの満足を大切にしていきたいと考えています。

どうも最近、多くの企業にて売り上げの部分だけが重要視され、「結果よければ全てよし」の傾向がありますが、そうした考えは私自身はどうもふに落ちません‥。

そこに費やした努力はやはり評価されるべきだと思いますし、評価したいと思っています。また私自身も評価されたいと思っています。

子供を褒める際に親御さんは結果ではなく、そこに費やしや努力を褒めるのではないでしょうか?たとえ結果は失敗の散々だったとしても。

ビジネス戦略を立てる際に、統計データというものは存在しますが、万全なる策というものは基本的には存在しません。

クライアントの要求や喜びに応える策を一生懸命に考え、クライアントの同意を得た上で業務を共に進めていく。
そしてその結果からクライアントの喜びにさらにつなげる策を本気で考えていく、そんなスタッフは結果はともかく、評価されなければならないと本気で思います。

現在の業務体系は仕事を行いやすく思っていますので、会社を大きくしていくという考えは全くありませんが、スタッフと共に喜びを分かち合える会社を品質方針のひとつとして、これからも目指していきたいと思います。

By komatsu