少し前の話になりますが、今年の秋頃に隣町の商工会でIT講習会の講師をさせていただきました。
ホームページ制作講習の担当をさせていただいたのですが、参加者のホームページに対する意識はかなりまちまちでした。
「ホームページを公開しても売れるわけが無い、形だけのものだ」という考えの方。逆に「ホームページを公開すれば商売に結びつき直ぐに客が来る」という考えの方。
どちらも半分は当たりで半分は外れです。
確かにホームページは公開しただけではなかなか商売には結びつきません。
公開だけしても、そこにホームページがオープンしたことすら誰にも知られてないのですから。
しかし、ホームページは商売には結びつかないものでしょうか?
いいえ、決してそんなことはありません。実際、弊社の仕事になるきっかけの95%以上はホームページからの問い合わせや発注です。また実際に弊社で制作させていただいたサイトで、ホームページを通して住宅が売れたり、個人事業でもホームページだけで月商数百万円を上げておられる方もいらっしゃいます。
半年ほど前の調査結果ですが、米Interland調査によりますと、ホームページに対する認識としては、企業の発展に欠かせないマーケティング手段に「ホームページ」を挙げた企業は69%に上っています。以前には企業の重要な広告メディアとして位置付けされていた新聞広告は5%、看板は4%となっています。
ホームページを商売に結びつける方法はこのブログでも時々取り上げていきたいと思いますが、中小企業の生き残りの大きな鍵を握っていることは間違いないでしょう。